2012年5月30日水曜日

リスクを減らす賭け方

ローリスク・ローリターン

ここでは、リスクを減らす賭け方を伝授します。

サッカーのマネーラインの賭けは、「勝ち」「負け」「引き分け」のいづれかですから、確率的に言えば、1/3となります。

1/3ということは、33.3%ということですから、あまり大きな賭けはしたくないことでしょう。

しかし、たとえば、バルセロナ対ラシン・サンタンデールの試合はどうでしょうか?
レアルマドリー対ラシン・サンタンデールという組み合わせでもかまいません。


この場合、チームの優劣がはっきりとしているので、確率的には1/3ですが、ラシンよりもバルセロナないしはレアルマドリーが勝つ可能性が限りなく高いということは言うまでもありません。

そうなると、強豪が「勝つ」に賭けたほうが良いということになります。

チームの優劣がはっきりしているときに提供される強豪チームのオッズは、大抵1.3近辺であまり配当は良くありませんが、大きな賭けをすることで、ある程度大きな利益を期待できます。

拮抗したチームの賭け方

それでは、拮抗したチームの場合はどうでしょう。
拮抗したチームの場合は、非常に予測するのが難しいというのが現状です。

提供されるオッズは、拮抗した両者とも2倍から3倍のオッズが提供されることが多いですが、予測しづらいので賭けの対象としては避けたいと思うかもしれません。

けれども、利益を少なくする方法で、高確率で的中させる方法があります。

それは、「同時賭け」 をするやり方です。

同時賭けとは、「勝ち・負け・引き分け」のうち、いづれか二つを選択する方法です。

このやり方で利益を出す方法を解説します。


上の表は、ピナクルの 5月30日の7時59分(日本時間30日23時59分)開始の
u-19代表の欧州選手権の試合のオッズ表です。オッズは常に変動しますが、
30日の20時時点のオッズを例に、整理してみます。



フランス(France)勝利2.52
オランダ(Netherlands)勝利2.82
引き分け3.59
チェコ(Czech Republic)勝利2.01
ノルウェー(Norway)勝利3.95
引き分け3.58

フランスとオランダはわずか0.3ポイント差でどちらが勝ってもおかしくありません。
チェコ対ノルウェーでは、チェコのほうが若干オッズが低いので、チェコが勝利する可能性が
高いことを意味していますが、基本的には両者ともにオッズ倍率が2を超えている場合は、
どちらに傾いてもおかしくないという意味で、オッズに開きがあっても、賭けの対象としては
控えたくなる数値です。

しかし、せっかくチェコが勝つ可能性が若干高いのに賭けるのを控えるのでは何かもったいないような気がします。

そこで、チェコが「勝利する」と同時に、「引き分け」の両方に賭けてみることにします。
この賭けで失っても良い金額をあらかじめ決めておきます。

賭け方の具体例:1000円

たとえば、1000円失っても良いという風に決めた場合、1000円を賭けることになります。
その場合、 チェコが勝利するほうに「700円」、引き分けるほうに300円を賭けてみましょう。

これを整理すると次のようになります。



オッズ賭け金配当
チェコの勝利2.01×700円1407円
ノルウェーの勝利000
引き分け3.59×300円1077円

上の例では、ノルウェーが万が一勝った場合は、賭けた1000円が失われてしまいます。
しかし、自己分析で自信をもって賭けれる試合の場合は、上のような賭け方で、勝つ確率をグーンと増やすことができます。

チェコの勝利だけに賭けた場合、ノルウェーの勝利もしくは引き分けになった場合は当然賭け金が失われてしまいますが、上の例だと、

チェコが勝利した場合、1407円-700円-300円=407円の利益
引き分けた場合は、1077円-300円-700円=77円の利益

となります。

リスクをできるだけ抑える

上記のように、利益は少なくても良いが、できるだけリスクを避けたいという方にはおすすめの投資法です。もちろん、このやりかたは、拮抗したチームでありながら、様々な角度からの分析(ホーム・アウェー・主力がいないなど)によって、自分なりにオッズの倍率を加減して、差ができた時に初めてできる投資法です。

1/3の確率を2/3の確率に高めて投資し、さらに自分なりの分析で、ブックメーカーの提供するオッズに加減して両チームのオッズに差がでた時に、利益としては少ないがリスクも少なくできるこの方法で投資することで、資金を若干ではありますが、増加に転じることができます。

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