ハイリスクハイリターンを避ける

賭けのラインを守る

賭け事に興じていると、ついやってみたくなるのが大きな賭けです。

投資に成功して利益が出ると、つい欲が出て、今まで自分の守っていたラインを超えて、大きな賭けに打って出ることがあります。

管理人も、利益が出てうれしくなり、つい大きな金額を賭けてしまい、その大きな賭けに出た場合に限って、なぜか負けてしまう経験をしました。まさに、ハイリターンを狙ってハイリスクにさらされた格好でした。

当然、負けるとその損失を取り戻そうとして、さらに大きな賭けに出て自滅するということが一度ありましたが、 その時に学んだことは、「絶対」という言葉はスポーツの世界に存在しないのだということでした。

その時から、どんなに勝てそうなチームでも、賭けのラインを守りながら、低いオッズでも欲を出さないようにしています。



 ハイリスク・ハイリターン

賭けの魅力は、賭けた分だけ大きなリターンが期待できることです。

スポーツブックの世界では、数倍のオッズが当たり前の世界ですから、数万円を2，3倍にすることは容易です。

管理人が利用している「ピナクル」のスポーツブックでは、上限金額を設けているのですが、試合によって数万円から数十万円など開きがあります。

どういった基準で上限金額を設けているのかわかりませんが、ハイリターンを望もうとするなら、2倍以上のオッズに20～30万円を賭ければ、賭け金の同額以上の利益が見込めます。

2倍のオッズというと、的中する確率が低くなると思いがちですが、そうではありません。

 下のピナクルが提示するある試合のオッズを見てください。

 オッズに対して、管理人が賭けた金額とその後得られた配当です。

 Ｊ２の湘南ベルマーレと徳島ヴォルティスの試合では、湘南が勝てば1.847のオッズの配当が、
ともに引き分ければ3.64の高オッズの配当が得られるわけですが、管理人はリスクを避けて、
あえて勝ち(Win)と引き分け（Draw）に賭けてみました。すると、どうでしょうか？

結果は、3.64の高オッズが予測的中となり、賭け金80円に対して211.20円が配当として得られました。

 同日に行われた水戸ホーリーホックとＦＣ町田ゼルビアの試合でも、水戸の勝利を予測するとともに、リスクを避けて引き分けにも賭けてみました。

結果、3.27の高オッズのほうが予測的中となり、80円賭けた配当として、181.60円が得られました。

このように、低オッズだからと言って、的中するわけではなく、頻繁に高オッズのほうに結果が流れることはしばしばです。

オッズについては、さらに記事にしてみたい情報がありますが、このようにしてオッズだけを見て賭けを行うのは危険ですが、勝つか負けるか引き分けるかを決めるマネーラインの予測では、まさに1/3の確率で的中するわけですから、ついリスクを取りたいと思ってしまう誘惑に駆られてしまうかもしれません。

宝くじの一等は数百万分の一に対して、スポーツの勝敗予測は3分の1。大賭けで自滅することのないように気を付けてください。