この記事では、野球編に続き、サッカー編も加えてみました。
小さな文字で見づらいのですが、2012年5月25日に行われたセレッソ大阪と名古屋グランパスのライブベットの仕方を説明します。
表の見方についてですが、一番左下に「2H 33'」とあるのは、後半の33分を回ったところを意味しています。
2チームの名前の後ろに数値がありますが、後半33分の段階では、セレッソ大阪が1点、
名古屋が無得点の状態となっています。
また、セレッソ大阪の1点の横に、赤いカードがありますが、もうお分かりですね。
誰かがレッドカードをもらっている状態であることを表しています。
このライブ試合では二つの賭けを楽しむことができます。
「ASIAN HANDICAP」と「トータルゴール」です。
「ASIAN HANDICAP」とは、どちらかにハンデがある状態での勝ち負けを予測し、
「トータルゴール」 は、両チームの総得点数を予測するものです。
試合によっては、マネーライン(1×2)も提供されています。
ASIAN HANDICAPの賭け方
実際に見ていきましょう。
「pk and -0.5 1.980」の見方ですが、デジマルオッズ方式なので1.980と表示されています。
名古屋の勝利を予測して賭けた場合の配当オッズが1.980です。
pkは引き分けを、-0.5は得点のハンデを表しています。
名古屋グランパスの勝利を予想して賭けた場合、
引き分けとハンデの両方に掛け金が折半されることになります。
例では、1000円を名古屋に賭けた場合、500円は引き分けに、残りの500円は
名古屋が-0.5点のハンディをもって勝利すると予測したことになります。
pk and -0.5 1.980 → 千円賭ける場合 →500円をpk、残り500円を-0.5に振り分ける
どうして、こんなややこしい表示の仕方をするのかということになりますが、ライブ形式でのASIAN HANDICAPのメリットは、引き分けた場合は払い戻されることです。
ただ、注意点として、ライブのASIAN HANDICAPの賭けでは、賭けを行う時点からの勝敗を
決めることになります。上の例で言えば、セレッソ大阪は1点取っている状態ですが、
ハンディキャップの賭けを行う場合、賭けを行う時点からどちらが得点を決めて勝利するかを
決めることになります。そうすることで、どのタイミングでも賭けを楽しむことができることになります。
試合の結果、両者ともに得点をしなければ、pkに賭けられた半額分は払い戻されるので、
リスクを抑えることになります。
トータルゴールの賭け方
トータルゴールは、ライブではないサッカールールとまったく同じです。総得点数をある基準を超えるか超えないかを予測します。このトータルゴールは、ライブの途中で賭けた場合でも、それ以前の得点も含みます。
上の例では、後半33分の段階で、1-0でセレッソが勝っている状態でのベットですが、
トータルゴールの賭けではオーバー1.5かアンダー1.5かの選択になります。
つまり、どちらかが1点を決めれば、トータルで2点となるので、1.5をオーバーすることになります。ライブでのトータルゴールは、さらに得点を追加するかどうかを予測するような賭けになります。
オーバー1.5を選択してベット(賭け)した場合、 2.14のオッズ配当が得られ、1000円賭けなら2140円払い戻されます。つまり、利益は1140円ということになります。
注意点としては、スポーツの種類によって賭け方が若干異なる場合があるので、しっかりそれぞれの種目別ルールのほうをおさえ る必要がありますが、サッカーの場合は、ASIAN HANDICAPの賭けは、賭けの時点からの得点をカウントし、それまでの得点はカウントしません。トータルゴール賭けは、賭けを行う時点にかかわらず、 全ての得点を含みます。
ルール(サッカーライブのルール)
- 試合の結果に対する賭けは、明記がない限り延長やPKを含まず
- フルタイムに到達した時点で賭けが成立し、
- 中断した試合が同日に終了しない場合、賭けは不成立で賭けた金額分返却され、
- アジアンハンデは賭けの成立した時点からの得点で、それ以前の得点は含まず
- ライブでの出来事の正確性の確認は顧客の責任であること
- オッズはプレーの80分後には完全に提供されなくなる
特に、5番の具体例として、あるチームの選手がレッドカードをもらったけれども、抗議の後取り消された場合、その間、その情報をもとにベットした場合、賭けた顧客は著しい不利益をこうむることになるかと思います。そういった場合は、参加者である顧客がその不正確な情報に対して賭けを取り消したりすることはできないということになります。ライブのリスクというのは、何が起こるかわからないということですね。
0 件のコメント:
コメントを投稿
注: コメントを投稿できるのは、このブログのメンバーだけです。